1931年秋、中国共産党中央は各地のソビエト地区の代表を江西瑞金に集め、 毛沢東を主席とする中華ソビエト臨時共和国を樹立した。広大な中国全土からみれば、 人口わずか数百万たらず、しかも境界線すら流動的な、いわば“おもちゃ”のような共和国であったが、 独自の教育制度や貨幣制度も兼ね備えるなど、一応国家としての基本的な体裁は整っていたという。
ここは、その中華ソビエト共和国の中央政府が置かれた場所で、共和国の樹立を宣言した第1回全国ソビエト代表大会が開催された会議場(その後、中央政府として使われた)跡をはじめ、 毛沢東や朱徳らの旧居など多くの旧址が残されている。中華ソビエト政府はその後、 5回にわたる国民党による包囲攻撃をうけ、1934年10月に陝西をめざし長征に出発するまでの 約3年間存続した。なお葉坪にあった政府機関は、33年4月、近くの沙州覇に移転された。瑞金県県城東北の 葉坪村にある。瑞金は、江西の東南、福建との境にある。

 

 

 

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第一集<アヘン戦争・太平天国・洋務運動>編
第二集<辛亥革命・国民革命>編
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