三山会館

三山会館

1927年の蒋介石による反革命クーデターの際、労働者側の拠点のひとつとなった場所。同年3月21日、 上海の労働者は周恩来ら中国共産党の指導で一斉に蜂起。それまで上海を牛耳っていた軍閥の孫伝芳を追い払い、 労働者を主体とした上海臨時特別市政府を樹立した。その際、労働者糾察隊滬南総部の拠点となったのがこの建物で、 もとは福建の同業組合会館として使われていた。しかし4月12日、革命を裏切った蒋介石軍によって攻撃され、たてこもっていた多くの労働者が犠牲となった。南浦大橋の南、中山南路沿いにある。

 

 

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