中国近現代史の旅
安重根
かつて満州を支配したロシアが、そしてのちには日本が監獄として使っていた建物。伊藤博文を暗殺した朝鮮人義士安重根も ここに収監されていた。現在、抗日烈士記念館となっており、なかには外国人烈士としてただひとり安重根の資料が展示されている。また 安が収監されていた監房の壁には、安がみずから刻んだという「朝鮮愛国之使安重根」の文字が残されている。旅順口地区にある。