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太平天国天王府遺址

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太平天国の王宮(天王府)跡。1853年、南京に入城した太平天国軍は、元清朝の両江総督衙門を拡張・整備し、そこを天王府 と定めた。当時の記録によれば天王府は、外城、内城の二重の城壁をもつ壮大な宮殿で、なかでも内城は、金龍殿とよばれる 壮麗な宮殿を中心に数々の美しい庭園がめぐらされ、そのありさまはまさに「地上天国」を思わせたという。だが、 天京陥落の際、清朝軍による徹底的な破壊を受け、当時の建物はほとんど残されておらず、わずかに残るのは、 当時天王洪秀全が、諸王をあつめて会議を開いたと伝えられる石舫(石造りの船)や、金竜殿および西花園などいくつかの 建物と庭園のみである。江蘇省南京市内新街口の東北、長江路292号にある。なおここは後に孫文や蒋介石らが政府機関として使用した場所でもある。

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